日清食品の「ハヤシメシ デミグラス」を食べてみました。
お湯を注いで待つだけではなく、しっかりとかき混ぜて仕上げるのが特徴のカップタイプのハヤシライスです。今回は、香りや味わい、ご飯の食感、そして混ぜることでどう変化していくのかを中心にレビューしていきます。
お湯を入れる前は濃厚なデミグラスの香り

フタを開けて最初に感じたのは、デミグラスらしい濃厚で香ばしい香りでした。
トマトの酸味を思わせる香りよりも、コクのありそうな濃厚さが前に出ています。具材では肉のようなものが目立ち、ルーは粉末ではなく、大きな固形の状態で1個入っていました。
ご飯は米粒の形がしっかりしていますが、炊く前の白米とは少し違う見た目。いかにもお湯で戻して食べる加工米らしい印象です。
5分待った直後はかなりサラサラ


お湯を内側の線まで入れて5分待ちます。
5分経ってフタを開けた直後は、「お湯が多すぎたかな?」と思うくらいサラッとした状態でした。見た目もまだお湯に少し色が付いた程度で、正直、この時点ではかなり未完成に見えます。
ところが、ここからかき混ぜていくと印象が一変します。
混ぜるごとに色が濃くなり、少しずつハヤシライスらしい見た目に。とろみも徐々に付いてきます。パッケージには30秒から300秒まで混ぜ時間の目安が書かれていますが、今回は約200秒ほど混ぜてみました。

個人的には、このくらいで程よいとろみになり、食べやすい仕上がりでした。
デミグラス感のしっかりした濃厚な味わい
一口食べて最初に感じたのは、甘みと旨みです。そこに少し酸味が加わるような味わいでした。
デミグラス感は思っていたよりもしっかりしていて、トマトの存在感よりもビーフ系のコクや旨みの方が強め。甘さも砂糖っぽい甘さではなく、玉ねぎを思わせる自然な甘みに感じます。
味付けはやや濃いめですが、インスタント食品として考えると違和感のない範囲。食べた後には旨みがほんのり残ります。
お湯を入れる前はデミグラスの濃厚な香りが中心でしたが、混ぜた後は少し酸味を感じさせる香りも加わってきました。
肉のような具材は、完成後はルーと色が近くなるため見た目にはあまり目立ちません。ただ、食べてみるとルーが染み込んだような、やや噛み応えのある肉らしい食感があります。
モチッとしたご飯がかなり印象的

今回、特に印象に残ったのがご飯です。
粒はしっかりしているのに、食感はかなりモチモチ。ソースを吸った後でもモチッとした食感が残っていて、普通の白米にレトルトのハヤシをかけた時とはかなり違います。
ハヤシ部分だけを見ると、デミグラス感のあるちゃんとおいしいハヤシですが、このモチッとしたご飯こそ「ハヤシメシ」ならではの特徴だと思いました。
食べ進めると、さらに水分を吸うためか、食べ終わり頃にはかなりドロッとした状態になります。最初から最後まで同じ食感ではなく、少しずつ変化していくのも面白いところです。
総評
「ハヤシメシ デミグラス」は、かき混ぜるごとにどんどんハヤシライスらしくなっていく、作る工程も楽しいカップライスでした。
お湯を入れて5分待った直後はかなり未完成っぽく見えますが、しっかり混ぜればデミグラス感のある濃厚なルーと、モチッとしたご飯が楽しめる一品に仕上がります。
手軽にハヤシライスを食べたい人はもちろん、モチッとしたご飯が好きな人や、自分で混ぜて完成させていくちょっとしたエンタメ感を楽しみたい人にもおすすめです。
