今回は、ハウス食品の「選ばれし人気店 フレンチカレービーフ」を食べてみました。
「フレンチカレー」という名前から、濃厚で重ための欧風カレーをイメージしていましたが、実際に食べてみると意外と軽やか。酸味と旨み・甘みのバランスに加えて、清涼感のあるスパイス感も印象的なレトルトカレーでした。

この記事では、実際に食べて感じた味や辛さ、ルーの特徴、具材などを紹介していきます。
香りはほんのり酸味と清涼感あり

温めてお皿に盛り付けてみると、まず感じたのは若干酸味を思わせる香り。
それだけでなく、どことなく清涼感のあるスパイス系の香りも感じられました。強烈にスパイシーという感じではありませんが、一般的な家庭的なカレーとは少し違った雰囲気があります。
ルーはかなりさらっとしていて、とろみはほとんどありません。
具材はシンプルで、薄く切られたような牛肉が少し入っている程度。具だくさんのレトルトカレーというよりは、ルーそのものの味わいを楽しむタイプだと思います。
酸味とコクのある甘みが印象的

実際に食べてみると、一口目でまず感じたのは酸味と甘みでした。
酸味は個人的にはトマト系に近い印象。ただし、トマトの味が前面に出てくるような強さではなく、「ほんのりトマトっぽさを感じるかな」という程度です。
甘みについては、フルーティな甘さというよりも、いろいろな旨みや甘みが混ざり合ったようなコクのある味わいに感じました。
何かひとつの素材が強く主張しているというより、複数の味が重なって全体のコクを作っているような印象です。
酸味がありつつも、旨みや甘みもしっかり感じられるため、単純にさっぱりしたカレーという感じではありません。このあたりの味の重なりには、少し高級感も感じられました。
辛さは控えめでスパイス感は爽やか

酸味と甘みのあとには、軽いスパイス系の辛さが出てきます。
中辛ではありますが、辛さ自体はそれほど強くありません。辛いカレーが苦手でなければ、比較的食べやすい辛さだと思います。
特徴的だったのは、辛さそのものよりも清涼感のあるスパイス感です。
後味には軽くヒリヒリするような感覚があり、食べ終わったあとには、この清涼感のあるスパイス感が一番印象に残りました。
このスパイス感も、全体の上品さや高級感を出しているポイントだと思います。
さらさらのルーで食べ心地は軽め
ルーはかなりさらさらしていますが、ご飯との相性は良好。
とろみでご飯に絡みつくというより、ルーがご飯の中に染み込んでいくような感じです。
さらっとしているため、食べ進めても重たさを感じにくく、食べ心地はかなり軽め。それでも味が薄いという印象はなく、ルーの濃さや量もちょうどよく感じました。
食べ進めても酸味やスパイス感が強くなっていく感じはなく、最後までバランスの取れた味わいで食べられます。
牛肉は少なめながら柔らかい

牛肉の量については、個人的には少なめに感じました。
薄く切られたような牛肉が少し入っている程度なので、ゴロゴロとした大きな牛肉を期待すると物足りなく感じるかもしれません。
一方で、入っている牛肉はほぐれるような柔らかさがあり、食感は良好です。
具材のボリュームを楽しむというより、酸味や旨み、スパイスを含めたルーの味わいを楽しむカレーだと思います。
食べてみた感想・総評
「選ばれし人気店 フレンチカレービーフ」は、酸味と旨み・甘みのどちらもしっかり感じられるレトルトカレーでした。
食べている最中はほんのりトマト系を思わせる酸味が印象的で、そこにさまざまな旨みや甘みが重なったような奥行きのある味わいを楽しめます。
ルーはかなりさらっとしているため食べ心地は軽めですが、味わいにはしっかりとした厚みがあります。
さらに、食後に残る清涼感のあるスパイス感も全体の高級感を引き立てており、普段のレトルトカレーより少し特別感のある一品だと感じました。
酸味と旨み・甘みをバランスよく楽しめるカレーを探している人や、少し高級感・ご褒美感のあるレトルトカレーを食べたい人におすすめです。
