今回は、ハウス食品の「咖喱屋カレー 中辛」を実際に食べてみました。
手頃な価格で購入しやすい定番のレトルトカレーですが、実際に食べてみると、ただの家庭的なカレーというだけではなく、カルダモン由来と思われる爽やかな風味がしっかり感じられるのが印象的でした。

香りは野菜の甘みに爽やかさが加わる
まず、温めたルーの香りを確認してみると、野菜の甘みを感じさせるやさしい香りが中心です。その中に、少しスーッと抜けるような清涼感のある香りが混ざっています。
パッケージには「カルダモンの爽やかな香り」と書かれているので、この清涼感はカルダモンによるものだと思います。

一般的な家庭のカレーを思わせる親しみやすさがありつつ、少しだけスパイスらしい個性も感じられる香りでした。
最初に感じるのは野菜の甘み
ひと口食べてみると、最初に強く感じるのは野菜の甘みです。家庭的なカレーに近い親しみやすい味わいで、辛さよりも甘みが前に出てきます。
中辛表記ではありますが、舌がヒリヒリするような刺激はほとんどありません。

野菜の甘みがしっかりしていることもあり、個人的には一般的な中辛よりも少しマイルドに感じました。辛さをしっかり求める人には物足りないかもしれませんが、強い辛さが苦手な人には食べやすそうです。
ただし、単純に甘いだけというわけではありません。食べ進めていくと、最初は控えめだったカルダモンの爽やかな風味がだんだん目立ってきます。
食べ進めるほどカルダモンの爽やかさが印象的に
最初の印象は「野菜の甘みを感じる家庭的なカレー」ですが、後半になるにつれて爽やかなスパイス感が加わり、少し個性的な味わいになっていきます。
後味にもカルダモンらしい爽やかさが残り、食べ終わったあとにも少しスッキリとした感覚が残りました。野菜の甘みが中心のカレーは、人によっては途中で少し重たく感じることもありますが、この商品は爽やかな風味が加わることで、最後まで飽きずに食べやすいと感じました。
コクや旨みに関しては、濃厚さを前面に押し出したタイプではありません。ただ、野菜の甘みだけで味が平坦になっているわけではなく、カレーとしてのコクや旨みもきちんと感じられます。全体としては、濃厚さよりも食べやすさを重視したバランスという印象です。
具材は価格を考えるとしっかり入っている
ルーは少しとろみがあり、ご飯との絡みも良好です。

サラサラしすぎず、かといって重たすぎることもないので、普段の食事として使いやすいバランスだと思います。
具材はじゃがいもとにんじんが比較的しっかり入っていて、どちらも柔らかく食べやすい仕上がりでした。肉も少量ながら入っています。

豪華な具材感を売りにした商品ではありませんが、安価なレトルトカレーということを考えると、具材の存在感は十分です。ルーだけが多く残るような印象もなく、日常的に食べるレトルトカレーとしては満足しやすい内容だと感じました。
総評
咖喱屋カレー 中辛は、野菜の甘みを中心にしつつ、カルダモンの爽やかさを加えたレトルトカレーです。
単なる家庭的で甘めのカレーではなく、爽やかなスパイス感が加わることで、少し個性的な味わいに仕上がっています。中辛ながら刺激はかなり穏やかで、甘みを感じやすいのも特徴です。
具材もしっかり入っており、価格を考えると日常的に食べるレトルトカレーとして使いやすいと感じました。爽やかさのあるレトルトカレーを探している人や、コストパフォーマンスの良い商品を探している人におすすめです。
