エスビー食品の「とろけるカレーレトルト 中辛」を食べてみました。野菜の旨みを生かした「とろけるカレー」シリーズのレトルトタイプで、今回は香りや甘さ、辛さ、具材の量などを中心にレビューしていきます。
実際に食べてみると、想像していたようなスパイスの効いた中辛とは少し違い、野菜の甘みが目立つ味わいでした。どのようなカレーなのか、詳しく紹介します。

とろけるカレーレトルト 中辛の特徴
パッケージには、ビーフとチキンを合わせた特製ブイヨンや、6種類の野菜を使った「野菜まるごとペースト」が特徴として紹介されています。野菜は皮や芯まで使い、旨みを引き出しているとのこと。また、具材には国産のじゃがいもと人参を使用していると書かれています。

内容量は1人前180gで、パッケージ上の辛味順位は「3」にあたる中辛。栄養成分表示によると、1袋180gあたり147kcal、食塩相当量は2.3gです。

箱を開けて、内袋を箱に入れたまま電子レンジで温められる仕様なのも特徴です。表示上の加熱時間は500Wで約1分20秒、600Wで約1分10秒。湯せんの場合は3~5分が目安となっています。調理方法を選べるのは使いやすいところですね。

香りは控えめで、野菜を煮込んだような甘さ
温めたカレーからは、野菜を煮込んだような甘い香りがほんのり漂います。香り自体はそれほど強くなく、スパイスらしい香りは特に感じませんでした。
実際に一口食べてみても、最初に印象に残ったのは野菜の甘みです。旨みやコクが前面に出てくるというよりも、甘さが味の中心にあるように感じました。パッケージではブイヨンの深いコクもアピールされていますが、個人的にはそれ以上に野菜の甘みが目立ちます。
中辛と書かれているものの、食べた印象はやや甘め。野菜の甘みがあるからか、辛さの主張は控えめに感じました。食べ進めるうちに辛くなってくるような変化もなく、最後まで甘みを中心とした味わいが続きます。
ルーはややとろっとしていて、舌触りはなめらか。ほどよくとろみのあるルーで、口当たりにもまろやかさがあります。商品名の「とろける」というイメージに合った仕上がりだと思いました。

具材はじゃがいもが比較的多め
具材として確認できたのは、じゃがいも、人参、肉の3種類です。なかでもじゃがいもは比較的多く入っていて、人参は少なめ。肉は小さいものが少し入っている程度でした。
じゃがいもと人参は、どちらも柔らかい食感です。一方で、小さな肉には噛み応えがあり、野菜とは異なる食感を楽しめました。肉のボリュームを期待するというより、じゃがいもを中心に具材を楽しむカレーという印象です。

ご飯との相性とルーの量
ご飯との相性は良好で、甘みのあるルーと一緒に食べ進められました。後味にも野菜の甘みが残り、最後まで最初の一口と大きく変わらない印象です。
気をつけたいのはルーの量。内容量は180gで、具材がやや多めに入っている分、ご飯をたっぷり盛るとルーが足りなくなるかもしれません。ご飯とのバランスを見ながら盛り付けるのがよさそうです。
総評|野菜の甘みを楽しみたい人向けの中辛カレー
「とろけるカレーレトルト 中辛」は、野菜の甘みが主役の、まろやかな味わいのカレーでした。スパイスの刺激や濃いコクよりも、野菜の甘さが印象に残る仕上がりです。
個人的にはもう少し辛くてもよかったかなと思います。ただ、野菜の甘みをメインにしたカレーとして見ると、その特徴はしっかり出ていると感じました。辛さの強いカレーより、甘みのある食べやすいカレーが好みの方には向いていそうです。
野菜の甘みを重視したレトルトカレーが気になる方はチェックしてみてくださいね。
